東蹴が初勝利 八王子は2連敗
写真:初勝利をかけた対戦は東蹴(右側)に軍配。
東京1部八王子 0-1 東京蹴球団
開幕戦を引き分けた東蹴は2戦目で初勝利。前半の出来が勝負を分けた。自陣で停滞気味の八王子に前からプレッシャーをかけ、24分に相手のビルドアップのミスを誘発すると、マイボールにしてからわずか5、6秒。エリア左から小田が豪快に左足を振り抜くミドルを沈めて先制した。そのわずか2分後も奪ってからの速攻。
1点目同様に鈴木隆が中盤で奪ったボールを前に運び、廣澤に預けてゴール前にスッと潜り込み、折り返しを頭で仕留めた。「今年は足元だろうが、裏だろうがスペースを取りに行くことを意識している。1点目も2点目もそれが出せた」と主将の廣澤。
後半は「3点目を取る意識を持ちながらも、リスク回避のプレーが多くなってしまった」と反省した通り、前半とは逆の受け身の展開。それでも無難に時間を空費できるのが東蹴。CB眞砂らの堅い守備で前半の2点を守りきった。
八王子はつながり悪く
開幕戦は蹴り合いのなかでPKによる1失点で敗れた八王子。主将の石川は「初戦よりももっとマイボールの時間を増やそう」とチーム内で意識したそうだが、それがアダとなったか。最初の失点はGK阿部からのビルドアップが意図した通りにつながらず、逆襲を浴びて失点。もとを辿ると、その1本前にDF小島が前に蹴らず、不用意にGK阿部に下げたバックパスが招いたとも取れる。
石川は「なるべくGKは使わないようにしていたが、練習がしっかりできていない分、どこからつなぐかはっきりできていなかった。相手が前から来ると、蹴る、つなぐの判断にばらつきがあった」
攻撃面ではハイボールに強いFW室町が今季から加入したが、その武器をまだ生かしきれていない印象。足元に収めさせるのか、空中戦を競らせて別の誰かが背後を狙うのか。パスのつながり、人のつながり、どちらもまだ手探り。
何より石川は「ボールを握れてもゴールへ向かう意識、プレーが少ない。勝ちに対する貪欲さをピッチで表現しないといけない」と強調する。開幕2試合を終えて無得点で2連敗。まずは1点、1勝が早くほしい。
東京都社会人サッカーリーグ1部

