東京1部全日程終了最終戦はドロー

2023年10月7日

写真：今季の1部リーグ最終戦、GIOCO－ZION。

　東京1部は7日に今季のリーグ最終戦、ZION－駒大GIOCOの1試合を非公開で開催。互いに最後まで得点を奪えず、0－0の引き分けに終わった。GIOCOは勝ち点25の12位、ZIONは同8の18位で終えた。なお、この試合をもって今季の東京1部は全日程を終え、最終順位が確定。

　優勝はSHIBUYAで、2位はN.、3位はEDO。これら上位3チームは11月に開催される関東社会人サッカー大会で、関東リーグ入りを目指して戦う。4位東京蹴球団から15位三菱養和までの12チームは来季も1部残留。16位エコ・プラン、17位23江戸川、18位ZION、19位TUAの4チームは来季2部へ降格となる。ただし、16位エコ・プランと17位23江戸川は東京から関東リーグへの昇格チームが出た場合は残留の可能性がある。

【東京1部】ZION 0－0 GIOCO

最終戦、GIOCOが終始攻勢もZION得点許さず

　90分を終えてシュート数はGIOCOの21本に対してZIONは6本。数字が示す通りの内容だったが、結果はスコアレスで終了となり、今季の1部リーグは幕を下ろした。序盤からGIOCOが最終ラインの裏にロングボールを蹴って走るスタイルで押し込み、特に右サイドのMF上野が縦に横にドリブルを仕掛けて、際どいクロス、シュートを放った。それでもZIONもGK井上の好セーブで無失点を保ち、37分過ぎには左右の揺さぶりからFW竹中が左足で押し込んだが、惜しくもオフサイドの判定でノーゴール。

　後半もGIOCOが一方的に攻めたが、ゴール前の決定的なシュートをふかす、GK井上に阻まれる、前半と変わらぬシーンが続き無得点。ZIONも終盤に左から右からヨンスンが一発を仕留めにいったが、決まらなかった。

東京都社会人サッカーリーグ1部