写真：南葛はSHIBUYAに敗れて全国大会への道が閉ざされた。

　全国社会人サッカー選手権大会・関東予選は9日、関東各地で各ブロックの準決勝を開催。東京勢は関東1部の東京ユナイテッド、東京23FC、エリース東京、同2部の日立ビルシステムが格下相手に順当勝ちを収めたが、関東1部の南葛SCは東京1部のSHIBUYAに1－3で敗れて敗退となった。東京第2代表のR.F.C Tokyo（東京2部）は関東1部の東京国際大学FCに0－5で敗れた。全国大会出場をかけた各ブロックの決勝（代表決定戦）は、16日に関東各地で行われる。

・大会トーナメント表

南葛不覚 SHIBUYAに逆転負け

　JFL参入戦となる「全国地域チャンピオンズリーグ」に出場するためには、関東1部で優勝するかもしくはこの全社予選を勝ち抜き、全国大会でベスト4以上に入ることが基本条件。JFL参入を目指す南葛にとっては是が非でも全国への切符を手にしておきたかったはず。だが、東京1部のSHIBUYAに逆転負けを喫した。

　前半の追加タイム2分に大前が放り込んだFKを下平が頭で押し込んで先制点を奪ったまではよかったが、後半開始1分にSHIBUYAの大津、さらに7分には宮本にゴール前に放り込まれたクロスを次々に決められてあっという間にスコアは逆転。以降は選手交代や配置換えを施したりもしたが、SHIBUYAの強度に手を焼き、一向に攻撃のギアは上がらず。70分にはSHIBUYAの山出に3点目を決められて万事休す。関東1部の各チームが勝ち上がるなか、南葛だけが敗退という憂き目にあい、JFL参入戦への道は早くもリーグ戦優勝という厳しい1本に絞られた。

・エリースは日大N.下す

大会日程・トーナメント表

・全国社会人サッカー選手権大会 関東予選