写真：40分に同点ゴールを決めて喜ぶカラストのFW茂木。

東京1位EDOの準決勝の相手は埼玉4位のFCカラスト埼玉南西に決まった。FCカラストは1回戦で千葉1位のNAGAREYAMAを1－0で下し、この日の準々決勝では優勝候補にも挙がっていた神奈川1位のONODERA FCにPK戦の末に勝利。2試合連続で他県の1位を退け準決勝進出を果たした。

・EDOが初のベスト4 栃木U25に4－0快勝

【戦評】ONODERA 1-1（PK3-4）FCカラスト

開始3分にONODERAはエリア手前のボールを拾った佐藤陸が決めていきなり先制。以降も終始ボールを握るのはONODERAで、中盤でポゼッションを高めつつ、両サイドからドリブル、クロスで再三ゴールに迫った。

だが守備で粘りを見せるカラストも常に一発を虎視眈々と狙い、40分には高いポジショニングを取る相手GKの背後をめがけて10番谷田がロングシュート。ポストにあたった跳ね返りから最後はFW茂木が決めて同点。

後半も攻めるONODERA、守るカラストの構図は変わらなかったが、スコアは動かぬままタイムアップ。PK戦に突入すると、カラストはGK朏がファインセーブを見せて活躍。4－3で競り勝ち、準決勝進出を果たした。

【写真2枚】PK戦で勝利して喜ぶカラスト、悔しがるONODERA。

なお、東京2位SHIBUYAの相手は神奈川2位のFIFTY CLUBに決定。早大ア式FCが初戦で敗れた流経大FC（茨城1位）をこの日の準々決勝で1－0で破り、準決勝進出。44歳のベテランのFW大久保哲哉の決勝ゴール、90分フル出場の活躍が光った。

大会日程・結果／トーナメント表

• 第58回関東社会人サッカー大会