10番沼が決勝ヘッド 2戦連発
写真:ゴールを決めて飛び跳ねて喜ぶ沼。
1次ラウンド【B】VONDS市原 1-0 飛鳥FC
後半、VONDSが攻勢に出つつも1点が取れず、75分過ぎにエリア内右から放った沼のシュートがポストを叩くと、今日は得点を奪えぬまま終わるかと思われた。が、84分に得点機が訪れた。左から吉田が右足で放り込んだクロスに、一番遠くの逆サイドで沼が駆け込み頭でズドンと突き刺した。「相手のGKが前に出れないのはスカウティングでわかっていたので狙っていた形。最高のボールでした」と沼は供給者の吉田に感謝。
これで沼は前日の1ゴール、1アシストの活躍に続きこの日も決勝点を挙げて、チームの2連勝に大きく貢献。「調子は?」との問いに対しても、笑顔で「いいんじゃないですか」と肯定した。
それでも去年は決勝ラウンド途中で肉離れを起こして戦線離脱したこともあり、「去年迷惑をかけた分を取り戻さなくてはいけない。それにこのチームで僕はもう5年目。今年にかける思いは強い。必ずあすも勝って決勝ラウンドに進みたい」。好調な男が覚悟をにじませていた。
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