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写真:途中からFWでプレーした竹村は77分に同点ゴールを決めた。

関東サッカーリーグニュース

日大、二刀流の竹村は一時同点の貴重なゴール

写真:途中からFWでプレーした竹村は77分に同点ゴールを決めた。

関東1部EDO 2-2 日大N.

最終ラインでのプレー時に喫した2失点は反省

日大N.は学生チームらしく後半の猛攻で一時1-2と逆転したが、後半アディショナルタイム最後のプレーで同点に追いつかれ、2-2の引き分けで終了。試合運びに学生らしい拙さも出て、収穫と課題が同居する試合となった。

「風上に立った前半は短いパスをつないで押し込んでいく形にしたかったが、相手をリスペクトしすぎてしまった。後半は少しずつ戦えるようになってきたが、最後の失点だったり、球際とか戦う部分で足りないところがある。今年は1、2年生が主体の若いチームなので、上級生である自分とか、キャプテンのユウヘイくん(MF小川)が引っ張っていかないといけないと思った」

こう試合を振り返るのはジュビロ磐田U-18出身の3年生FW竹村だ。チーム事情でセンターバックを務めていて、この日はDFとして先発。1点ビハインドで折り返して得点が必要となった後半はFWとしてプレーしたが、EDOのFWエスクデロが途中から出てきた後半の最終盤は再びDFとなり、リードを保つべく失点を防ぐ構えに。試合終了直前に2-2の同点とされたあとはパワープレー気味に再度前線へ上がり、コーナーキックを決めようと奮闘した。

最終ラインに高さが欠けているため、長身で空中戦に強く、持ち前のスプリント能力で背後にも強い竹村が、チームの状況、戦い方の変化に応じてポジションを変えるところが、日大の特色となっている。しかしこの日は竹村が最終ラインに入っている時間帯に失点し、表情は厳しかった。「最初のところでコミュニケーションミスから失点してしまって、CBの真ん中でやっている身としてはあり得ない試合の入りになった。最後の失点も自分が後ろに下がってからだった」と、率直に反省した。

竹村は春の合宿からFWでの出場をめざしていた。しかし当初は中央のDFが不在、かつEDOの赤井のように社会人の有力な長身FWに対抗しうる長身選手がいなかったため、最終ラインで先発することが多くなっている。自身で猛省しているようにDFとして改善するべきところもあるが、一方でFWとしてはこの日、後半31分に一時同点となるゴールを決めて試合の流れを変える活躍だった。「最後のワンタッチで足が伸びるところを評価していただいていて、そこは出せたと思う。(FWの)坂本から入ってきたいいボールを決めてゴールにしたプレーは次の試合も続けていきたい」と、竹村。その点に関しては自信を深めることができたようだ。

「次の試合は桐蔭(横浜大学)との対戦で、今シーズン初めて大学生とやるので、必ず勝たないといけない」

竹村はこう言って前を向いた。いいプレーができている時は、この試合の後半のように、臆さず相手に向かっていくことができている時。強い気持ちを養い、群雄割拠の関東1部に立ち向かっていく。

後藤 勝
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