写真：後半にPKを決める八王子のFW河内。

【東京1部】23江戸川 3－4 八王子

　前半終了時点のスコアは江戸川が3－2でリード。両者合わせて5度の得点シーンがあり、互いの攻撃力を称えるか、一方でザルのような守備を指摘するか、評価しがたい45分間。

　後半に入っても冒頭から互いにチャンスあり、ピンチありで簡単にケリがつく気配はなし。

　ただ、そんな中でも八王子指揮官の後半頭からCB赤羽を投入する迅速なケアが効果的だった。反撃よりもまずはもう一度守備からというようなメッセージで、次の1点を相手に与えず、55分にエリア内で蹴り倒されたFW河内がPKを獲得すると、自らが蹴り込んで同点。その4分後には気落ちした相手のスキをカウンターですかさず突き、右サイドの溝口がドリブルシュートを決めて逆転に成功。

・【ゲームハイライト】23江戸川 3－4 八王子

　その後も行ったり来たりの熱い展開に、ベンチも含めて荒れ模様となったが、後半を無失点で乗り切った八王子が4－3で制し、勝ち点3を積み上げた。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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