写真：東蹴は最終戦で八王子に1－3で敗戦。

【東京1部】東京蹴球団 1－3 八王子

八王子は暫定11位に浮上

　今季好調を維持してきた東京蹴球団だが、リーグ終盤はやや失速し、最終戦は八王子に1－3で敗れて暫定4位で終えた。開始12分にGK笠井が足元のボールの処理を誤り、八王子の青木にかっさらわれて安易に失点。このつまずきが八王子に落ち着きと勢いを与えた。

　八王子は前日他チームの結果を受けて1部残留が正式確定したこともあり、この日は得意のカウンターも思いっきりの良さがあり、冴えわたった。53分、八王子は再び東蹴のミスを突いて、自陣からカウンターを仕掛けると、野原のラストパスを新井が左足で決めて2－0。

　ただ、東蹴も前線で涌井が奮闘し、ドリブルにクロスに好機を演出。73分に涌井の折り返しを途中出場の鈴木が決めて1点差。ここからゲームは熱を帯びたが、この日の勢いは八王子に。最後は追加タイム4分に左サイドを抜け出したキャプテンの石川が、向かってくるGKをふわりとかわす技ありのシュートを沈めて3－1。八王子は暫定11位に浮上し、最終戦はTUAと戦う。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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