写真：ゴール前の決定機を決められず頭を抱える早大のFW伊藤。

東京1部東京海上 2－1 早大ア式FC

　前半開始わずか3分に秋山が先制ゴールを奪った時点では、3連勝且つ、この3試合で13点を挙げている早稲田攻撃陣に再び火が付くと思われた。だが意外にも苦戦。相手自体にもそうだが、東京海上グランド特有の人工芝、ゴムチップの多さに思うようにボールが走らず、いつものスピードや攻撃の滑らかさを欠いた。

　豊富な運動量に正確なパスワークを足すことで、早稲田のサッカーはゴールという結果に昇華していくが、この日は最後のエリア内で強さを求められると、なかなか決まらない。得点ランクトップのFW伊藤も決定的なヘッドを決められなかった。結局、前半冒頭の先制点以降は追加点を奪えず、逆に後半には社会人にクロスからのヘッドを2回力強く決められて逆転負け。

【写真】今季2敗目を喫した早大ア式FC。

　辛うじて3位をキープしたものの4位、5位との勝ち点差も縮まっており、3位以内確保の戦いはここから熾烈を極めることになりそう。

・東京海上、連敗ストップ 意地の逆転

東京都社会人サッカーリーグ1部

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