写真：後半、ゴールを喜ぶVONDSの選手たち。

関東1部は21日、第17節1日目の3試合を関東各地で開催。首位のVONDS市原（千葉）は6位の東京ユナイテッドに1－0で勝利。勝ち点を43に伸ばし、2位東京23FCとの最終戦を前にリーグ優勝を決めた。VONDSのリーグ優勝は2年連続で通算4度目。VONDSは11月に行われるJFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ（全国地域CL）に関東代表として出場する。

なお、東京23は2位が確定となり、関東代表としての全国地域CL出場権は獲得できず。10月に滋賀県で行われる全国社会人サッカー大会で出場権獲得を目指す。

・東京23勝利 優勝に望みもVONDSが決めるか（9月21日）

得意のセットプレー、ヘッドでFW一木が決勝点

優勝というプレッシャーのかかった大一番でもVONDSは最後まで勝負強かった。前半からロングボール、クロス、セットプレーとシンプルな形で東京ユナイテッドのゴールに圧力をかけ、得点が奪えなくてもじれずに自らのサッカーを徹底した。

後半には危ないピンチも遭ったが、GK今川が落ち着いたセーブで難を切り抜けると、78分についに東京Uのゴールをこじ開ける。

自陣右サイドからのFKをGK今川がゴール前に放り込み、一度は左サイドにボールがこぼれたが、それを谷口が懸命にクロス。飛び出すGKの背後で待ち構えたFW一木が頭で捉えて決勝点。その1点を手堅く守り抜く〝VONDSらしさ〟で優勝を勝ち取った。最終戦は2位東京23FCと戦う。

【写真】優勝を決めて試合後に写真撮影をするVONDS市原。

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