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写真:最後までゴールに迫ったVONDSだが得点を奪えず。

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VONDS、ゴール決まらず勝点1「可能性はまだ」

写真:最後までゴールに迫ったVONDSだが得点を奪えず。

決勝ラウンドVONDS市原 0-0 ジェイリース

負ければ敗退の試合で前半から攻めの姿勢を貫き、昇格への道を切り開こうという覚悟も感じ取れた。右サイドで先発に立ったMF吉田(力也)が軽やかな身のこなしで突破し、好機をつくりあげていく。すんなり決まれば2点、3点といけそうな雰囲気すらあった。「チームとして前への意識を統一できていた」とFW一木はいう。ただ、「あとは僕が決めていれば・・・」とも。

15分、吉田のクロスをゴール前で一木が頭で合わせたボールがバーを叩く。22分には渡邊の決定的なシュートもGKに阻まれる。チームの攻勢は続くものの次第にゴールの匂いは薄れていった。「決めるべき時に決めないと」というのはサッカーの鉄則。

後半は「プレー中は疲れを感じることはなかった」と一木は言いつつも、エリア内のシュートにパワーが足りなかったり、バランスを崩したり。それに各人、連戦の疲れからか、キックの精度や強度が落ちている感も否めず、最後に混戦で押し込んでいく迫力も相手を上回れなかった。こんな時に頼りになるベンチのFW加藤の出番も84分から出場と、力を発揮するにはあまりに時間が少なかった。ただそれも初戦で足を引きずったままプレーしている姿から想像すると、満身創痍の状況で出すに出せなかったのだろう。

伊澤監督は「本当に極限の勝負、気持ちの勝負になる」と言ったが、選手たちは最後までその姿勢を見せ続けて90分で放ったシュートは15本。守備陣も主将のCB渡辺を出場停止で欠くなか、さほど決定機を作らせずに踏ん張った。それでも結果は0-0の勝ち点1で順位は最下位のまま。

ただ、可能性はまだある。最終戦の首位福井との試合は勝利が最低条件で、なおかつ得点も必要にはなるが、もう1試合の結果次第では首位で終えられる可能性すらある。監督も「可能性はあるし、選手と力を合わせて必ず昇格したい」と力強く語り、FW一木も「おそらく3点差以上の勝利で2位以内は自力で確定する。勝って昇格するために、もう一度ここから準備をするだけ」と奮起を誓った。

いつも簡単に終わらず、最後にドラマが待っているのがこの「地決、地域CL」という舞台。果たして結末はいかに。

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