南葛が東京カップ連覇 東京23に5-2勝利
写真:ゴールを決めて笑顔を見せる南葛の木下。
東京カップは23日、関東1部勢による東京23FC-南葛SCの決勝を清瀬内山運動公園サッカー場で開催。南葛が福本優芽、木下慎之輔の活躍などで東京23FCを5-2で圧倒し、2年連続となる優勝を飾った。東京23FCは村上宗太郎、服部剛大が得点したが及ばず、2年ぶりの優勝を逃した。
優勝した南葛は4月9日に行われる社会人代表決定戦でJFLの横河武蔵野FCと、準優勝の東京23FCはクリアソン新宿とそれぞれ戦う。勝利チームは天皇杯・東京都代表を決める東京都サッカートーナメント(4月26日準決勝、5月10日決勝)に社会人代表として出場する。
決勝も南葛ゴールラッシュ 木下が2得点
内容伴った5発快勝で南葛が連覇達成。序盤からパスはつなぎつつも行く先は常にゴールに向かって攻め、19分には最終ラインを抜け出したFW福本が古巣を相手に強烈な一撃を蹴り込み先制。さらに37分にはCKのこぼれ球を加藤が押し込み2-0。東京23もクロスボールを村上がヘッドで決めて前半のうちに1点を返してゲームは白熱しかけたが、後半も勢いは南葛。
特に71分に加藤のスルーパスから抜け出した木下が決定的な3点目を奪うと、勝負あり。その2分後に再び木下がドリブルで独走して4点目を奪い、さらにその4分後にも三枝が決めるゴールラッシュ。東京23も終盤に服部が1点を返したが、反撃はそこまで。南葛が今大会3試合で13点と、圧倒的な攻撃力を武器に連覇を達成。初の天皇杯出場に向け、勢いよく次のステージに進んだ。
東京カップ2次戦 決勝
- 東京23FC 2-5 南葛SC
【得点者】
19分 福本 優芽(南葛SC)
37分 加藤 政哉(南葛SC)
43分 村上 宗太郎(東京23FC)
71分 木下 慎之輔(南葛SC)
73分 木下 慎之輔(南葛SC)
77分 三枝 竜也(南葛SC)
82分 服部 剛大(東京23FC)
大会日程・トーナメント表
・東京都社会人チャンピオンシップ(東京カップ)