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大森FCは2連敗 永井監督は後半の戦い評価
写真：後半、積極的にゴールを狙う大森FCの木村。
東京2部1B大森FC 0－1 スペリオ城北
開幕戦を落とした大森FCはこの試合でシステムや配置をいじったそうだが、前半の序盤に一瞬の隙を突かれて失点。3月からこのチームの指揮を任された永井監督は「開幕戦は早い時間に退場者を出してしまったし、連敗はしたくなかったので少し変化をつけようとしたが、それが逆に選手の足かせになってしまった」と反省の言葉を口にした。
「いつもの形に戻した」という後半は判断の迷いが消えたのか、選手のプレーにもゆとりや積極性がうまれて前へのアクションもシュート数も増えた。後半に限っては風上に立ち、縦一辺倒の攻撃が目立った城北よりも、幅を取り、深さを取り、その流れから木村や阿部がシュートに持ち込むなどサッカーの内容では上回っていた。
「後半に関しては選手たちも自信を持ってアグレッシブに戦ってくれたと思うが、でも実際にネットは揺らせていない。それに前半から数的優位を作れる立ち位置にはしていたので、もっと落ち着いて簡単にプレーできていれば後半に出来ていたような状況をたくさん作れたと思う。なかなかすぐにはできないが、個人の戦いでなく、組織で、グループでつながりをもってプレーできるチームにしていきたい」と新監督は前向きに話した。
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