武蔵野3連敗 後半攻勢も前半の3失点響く
写真:後半にドリブルで突破をはかる武蔵野のFW新関。
JFLクリアソン 3-1 横河武蔵野
攻守のバランス乱れ 脇甘く
開幕から守備で手応えを残しつつも攻撃においてはなかなか点が取れず2勝目が遠い武蔵野。金守監督は「前節途中から2トップにしてそのシステムを今日も継続した。守備は引いて守ることはある程度できるので、両ウィングバックはもう少し前に出れるなら出ていこう」と積極的にゲームに入らせた。
冒頭、CKの流れからCB金がヘッドでいきなり先制ゴールを挙げたまではよかったが、以降の前半は苦しい時間に終始した。相手の攻撃を食い止めて前に出るものの、途中で奪われると、両サイドが戻るよりも先に相手に自陣を蹂躙されてしまう。CBが中央を食い止めてもサイドの脇が甘く、結果前半だけで3失点。
後半は開始から前線にFW新関、川戸を投入すると、一転、見違えるようにチームは活気づき、エリア内への侵入回数、決定機は格段に増えた。それでもあと一押しが足りず無得点。会見で「初めから後半のような戦い方はできないのか」との問いに対し監督は「2点をリードされてからスイッチが入ってる」とやるせない表情だった。チームは苦しい3連敗で順位も第8節・1日目終了時点で最下位が迫る15位に後退した。
・クリアソン、武蔵野下し4勝目
・【ハイライト】クリアソン 3-1 横河武蔵野
日本フットボールリーグ