新加入のFW内山田、頭部出血も熱くプレー
写真:負傷しながらも前線で奮闘したFW内山田。
JFL横河武蔵野 0-1 ラインメール青森
「昨年とメンバーが大幅に入れ替わった」「戦い方に積極性が出てきた」と評判の2026年版横河武蔵野FCで、そのフレッシュさを感じさせるひとりがFWの内山田だ。将来のJリーグ加盟をめざす九州リーグのFC延岡AGATAからの加入で、JFLにステップアップした形。2試合連続のスタメンとなったJFL CUP第2節ラインメール青森戦では前半4分、右サイドのスペースに出てクロスを送ると、その5分後には相手のミスで背後にこぼれたボールをすかさず拾いシュート。右ポストに当たりゴールとはならなかったが、積極的な姿勢で危険な匂いを漂わせた。
しかし、この序盤の猛攻でゴールを奪えなかったことで勝敗の天秤は相手の側に傾いてしまう。あまりチャンスをつくれていなかったこの日の青森だが、主導権を握った時間帯に運良くPKを獲得。この1点のリードを活かし、青森は堅く守って90分間での勝利にたどり着いた。
「最初の15分くらいまではチームで意識を統一して前に圧力をかけることができた。だが自分もチャンスを外し、点を決められないうちに相手の時間が増えていき、失点してしまったという感じだった。前節よりもチャンスの回数もシュートの本数も増やせたことはよかったが、やはり決めるべきところで決めて先制点を獲らないとちょっと苦しい、こういった展開になってしまう。フォワードとして結果を残せず、守備の選手たちに申し訳ないという気持ちがある」
内山田はこう語った。トレーニングでは得点力の向上をテーマに ビルドアップ、チャンスメイクといった攻撃にフォーカスして積み上げてきているが、まだまだ足りないところがある。今節を反省し、次節に向けてはパスワークを向上させ、チャンスメイクの質を上げていきたいところだ。
それにしても、早い時間帯に頭部から出血しながら「たぶん競り合った時に肘か何かが入っただけ。そんなに大量でもないし大丈夫」と笑い飛ばして84分までプレーするファイティングスピリットは頼もしい。試合数が7試合しかないこのカップ戦のグループステージで「5点を目標にしたい」と語る内山田。あと5試合で5得点という目標を達成するため、まずは移籍後の初ゴールをめざす。
(後藤勝)
2026JFL CUP
