南葛は6発大勝でブロック決勝へ 全社予選
写真:南葛はFW木下のハットトリックの活躍などで快勝。
全社関東予選【F】南葛SC 6-1 東急Sレイエス
昨年は初戦となるブロック準決勝で敗れて全国大会出場を逃した南葛。今回は神奈川1部の東急SレイエスFCを6-1で下し、順当に決勝に駒を進めた。不安定だったのは人工芝のコンディションにやや戸惑った序盤だけ。ボールの感覚が定まると、12分には鍬田が早くも先制ゴールを決め、あとはいつものボールを動かすサッカーでゴールラッシュが続いた。
17分には木下のシュートの跳ね返りを奥原が押し込んで2-0とし、18分には相手にスーパーミドルを決められて1点を返されたものの、32分には佐々木が獲得したPKを自らが決めて3-1。そこから34分、40分には木下が連続ゴールを決めて前半だけで5-1。
後半は点差の影響もあってか、やや勢いは落ちたが、ゲームの主導権は握ったままで、78分に佐々木のスルーパスから抜け出した木下がGKをかわしてハットトリックを達成。全体を通すと強い南葛を示す80分間で、不安要素は前半に負傷退場したFW加藤のケガの具合くらい。本人は「あす病院に行きます」とだけ話し、杖をつきながら会場をあとにした。
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