松山と奥津が飛び込んだ決勝点 記録は奥津に
写真:ボールがネットを揺らし喜ぶ松山(左)と奥津(右)。
クラブ選手権関東予選決勝Intel Biloba 3-2 tonanサテライト
後半21分のBilobaの決勝点。ボールがネットを揺らした瞬間に一目散に駆け出し、雄叫びをあげながら派手なガッツポーズを決めたのはCB松山。周囲も彼を祝福する。はしゃぎようから会場の大半は得点者が松山と確信していたことだろう。
だが、実際は違った模様。まるでWカップで日本がオランダ相手に土壇場で同点ゴールを決めたシーンのように、松山が頭で触れたボールをさらに奥津が頭でこすって押し込んでいたらしい。得点者の公式記録は『奥津』で、実際に奥津自身も「頭で最後にしっかり触れた」、「自分も喜んでいたけど、松山の方が喜び方が激しくてみんながそっちに・・・」というオチ。
試合後に聞かされた松山の背中は少し淋しさを醸し出していたが、正直両者どちらに得点を与えてもいいくらい2人の決勝点への気迫があったのは間違いない。
この大会で奥津は2回戦(準決勝)の2得点に続き、決勝でも2点を記録し計4得点。出場全チームを見ても複数得点者がいないなかで、圧倒的な4ゴールという数字を残した。その奥津は「初めての全国大会ではあるが、東京、関東代表としてのプライドを持って試合に臨みたい。チームの競争力も高いので、誰が出てもいい結果を出せると思う。自分も頑張りたい」と晴れ晴れと語った。
