GK末次、PK戦最後に見せ場
写真:PK戦で活躍しチームを優勝に導いた武蔵野のGK末次。
天皇杯東京予選決勝横河武蔵野 1-1(PK5-4)日本大学
延長戦でも決着がつかず1-1で迎えたPK戦。GKとして最大の見せ場でありながら、強気で横に跳ぶ末次の動きとは逆に、日大の選手たちはそれをあざ笑うかのようにパネンカと呼ばれるチップキックを織り交ぜ、緩やかにネットを揺らしてきた。それでも4-4で迎えた6人目。先行の武蔵野は平野がビシッとサイドに決めると、ようやく見せ場が。
中央を狙った相手のシュートを末次は右に跳びながらも、残した左足で辛うじてブロック。ボールを前に弾き返して勝利を呼び込んだ。「パネンカをやられてちょっと腹が立ってたんで。最後、真ん中に来たボールを止めてスッキリしました」と笑顔の末次。天皇杯に向けては「相手のレベルも勝てば勝つほど上がってくる。練習の強度だったり、自分たちにベクトルを向けて頑張っていきたい」と意気込んだ。
ゲームハイライト
・決勝:横河武蔵野 1-1(PK5-4)日本大学
・準決勝:横河武蔵野 3-1 早稲田大学
・準決勝:エリース東京 2-3 日本大学
大会日程・トーナメント表
◇天皇杯 日程・結果
・天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
日本サッカー協会