FW本田、PK勝ちを呼び込む同点ゴール
前線でボールを収めるプロクリアルの本田。(写真:小林渓太)
MATCH REPORT後藤 勝
<東京カップ1次戦決勝:アストラ 1-1(PK 1-3)プロクリアル>
セットプレーから押し込まれてアストラに先制点を許したあとの前半21分、FW本田のゴールが貴重な同点弾となった。この1点がなければ、プロクリアルのPK勝ちもなかった。「押し込まれる展開が長いなかで一発のチャンスを決めきれたことが、今日の勝利につながったと思う」と、本田。傾きかけた勝利の天秤を元に戻した。
「ぼくはシャドーでプレーしているが、サイドに入った時のフォワードとシャドーの関わり方については日頃からよく言われている。サイドの攻撃、3人目の動き出しのところに今シーズンが始まってから意識的に取り組んでいたが、それを得点シーンで出せてよかった」
PK戦でも1本目に登場し、相手の逆を衝いて成功させた。それが2本目、3本目と、すべての選手が逆を衝くPKで成功する流れを招いた。「一人目が決めればチームが落ち着く。そう意識していた」。責任を果たす一本だった。
「ぼくらは(純粋な)サッカー選手ではないので、普段から仕事が終わったあとに練習をしている。仕事もサッカーも101パーセントで取り組んでいる結果が、今日のプレーにつながっている。結果どうこうよりも、自分たちの走っているところ、闘っているところを大勢のお客さんに観ていただいて、そこに何かいい影響、感動を与えられたらという想いでみんなやっている」
無心で、全力で取り組む姿勢を見てほしい。そうしたピュアな野心を動力源に70分間の最後まで、そしてPK戦まで集中を途切れさせなかったプロクリアルの勝利だった。
(後藤勝)
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