LLENOが2部1B首位浮上 首位攻防戦制す
写真:後半に3点目を奪って試合を決めるLLENOのFW間島。
東京2部1Bsuntory EGS 0-3 LLENO Tokyo
東京2部1ブロックは6日、首位suntory EGSと3位LLENO Tokyoの首位攻防戦が行われ、LLENO Tokyoが窪谷亮佑の2得点の活躍などで3-0で快勝した。LLENOは勝ち点を26に伸ばして首位に浮上。残り2試合は12位Fuerte TOKYOと優勝の可能性を残す2位OLIVASと戦う。敗れたsuntoryは同25で3位に後退し、自力優勝の可能性が消滅した。
勢い衰えず3発
LLENOが7連勝中のsuntoryを破り首位に浮上した。序盤から若さを活かして攻守に走るLLENOに対し、suntoryはセットプレーの機会を大事にしながらFW高橋がゴール前で存在感を示して決定機を作る。見ごたえのある攻防が続きながらも両者得点を奪えずにいたが、29分にLLENOは窪谷がエリア内で倒されてPKを獲得すると、それを自ら冷静に決めて先制した。
さらに前半終了間際にもエリア手前で獲得したFKを窪谷が直接突き刺して、貴重な2点目を奪って前半を折り返した。
後半は運動量、強度ともに衰えない若いLLENOが主導権を握り、さらに最後尾ではGK徳吉、最前線では途中出場のFW間島のベテラン勢もしっかりと活躍。80分には相手のエリア内の強烈なシュートをGK徳吉が弾き返して1点差になりかけたピンチを救い、88分には間島が最終ラインを抜け出す得意の形からループシュートを決めて3点目を奪ってみせた。
一方のsuntoryはGK大汐の好セーブを中心に耐えながらチャンスをうかがったが、前線に運ぶ過程でボールを奪われるなど攻撃の時間が少なく、セットプレーも前半ほどチャンスを作れずノーゴールで敗れた。
・【ハイライト】suntory EGS 0-3 LLENO Tokyo
東京都社会人サッカーリーグ2部