通算22得点の大竹 得点王確実
写真:ドリブルを仕掛けるTOKYO2020の大竹(右側)。
東京2部2BTOKYO2020 10-2 23FC江戸川
試合前、通算19得点だった大竹はこの日ハットトリックを達成し通算得点を22まで伸ばした。1試合を残している2位慶應BRBの加瀬澤とも11ゴール差をつけ、昨年に続く得点王は確実な状況となった。
この日、序盤に訪れた決定機はシュートを撃つ前にわずかにボールが弾み、うまく捉えられずGKに阻まれた。しかし、30分に右サイドの大屋からクロスが入ると、巧みなトラップで相手のマークを外して前を向き、あとは決めるだけ。「GKも見て冷静に決められた」と得意の左足でネットを揺らし、通算得点を20点台にのせた。
前半の終わりにも八木橋のラストパスを冷静に決め、後半は得意の左45度から再び左足で鋭く決めてハットトリック達成。昨季の通算14点から今季は大きく伸ばす通算22点を挙げ、チームの初優勝、1部昇格に貢献した。
「去年までは自分の武器である左足をアシストに使っていたが、今季は左サイドからインサイドハーフにポジションが変わったこともあり、シュートの方に左足を活かすことができた。それがうまくはまった」
来季の1部での戦いに向けては「レベルも全然違うと思うが、2部の時と同じように大勝して関東リーグを目指したい。そこに自分としても得点という結果で貢献したい」と意気込んでいた。
東京都社会人サッカーリーグ2部