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写真:先制ゴールをヘディングで決めるSHIBUYAの政森。

関東社会人サッカー大会ニュース

SHIBUYA政森「ふたつ勝って上がりたい」タイトルに意欲

写真:先制ゴールをヘディングで決めるSHIBUYAの政森。

MATCH REPORT後藤 勝

<関東大会準々決勝:山梨学院大ペガサス 0-4 SHIBUYA>

最終的には4得点での大勝利になったが、前半は0-0の時間が長くつづいた。優勢の時間帯にゴールを決められないことで難しい試合になってしまいそうなところ、その空気を打破したのは9番のFW政森だった。

前半終了間際の45分、自陣深くにいたMF佐藤から上がったボールに政森が追いつき、ぴたりと足もとに収めると、そのスーパートラップに観衆がどよめいた。

「なんだかあまり覚えていない。0-0で早く点を獲らないといけないと思い、考えたプレーというより、感覚で出たプレー。日頃のトラップ、パスにこだわってやっている練習の成果が染みついて出た」

そこからの流れがまたすばらしかった。左にはたいて展開させると、ゴール前に忍び寄り、クロスに対してしっかりと合わせて先制点を決めた。「多分狙ったクロスではないと思うけれど、ずっとクロスに対して人数をかけて入るということは言われている。だからあそこでFWの自分が入らないとよくないというか、点を獲るのはそこでしょ、という感じだった」

前半を0-0で終えてもいいとは思っていなかった。

「前半に点を獲りに行くという話だったが、なかなか獲れなくて。あれで後半に流れたらちょっとキツかったと思う。焦れて焦れて入らなくなって、相手のリズムになってきて、相手も勢いづいてくる。それが今シーズンの試合で引き分けた理由かなと思うが、それがちゃんとトーナメントで勝てたのでよかった」

【写真】ゴールを決めて人差し指を突き上げる政森。

これで準決勝進出が決定。そこで勝てば関東リーグ2部に昇格の見込みだが、政森の視線は決勝に向かっていた。

「みんなはあとひとつと言っているが、あとふたつ勝って優勝したい。全社も2回戦で負けてしまったし、タイトルも何も獲っていないので、タイトルを獲って、ちゃんとダントツで上がりたい」

リーグ戦では最終節に政森がシュートをポストに当てて敗れてしまった。その時と同じEDOと決勝で対戦し、今度は自分でゴールを決めて相手を倒し、優勝を果たすことが政森の目標だ。このままSHIBUYAとEDOが勝ちつづければ、その機会がやってくる。「そこまでちゃんと決めて勝って初めて俺はもう納得出来る」と、政森。1回戦と準々決勝で連続ゴールの男が、9番の仕事を果たすべく決勝進出を狙っている。

【後藤勝】

【ハイライト】山梨学院大ペガサス 0-4 SHIBUYA

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