写真：試合後、笑顔で声援に応えるFW加藤。

1次ラウンド【B】VONDS市原 2－1 ブランデュー弘前

得点のほしい0－1の展開で後半開始からピッチに送り出されたFW加藤が見事に期待に応えた。「みんなが期待してくれるほうが僕は力を出せるんで」という頼もしいストライカーは、後半開始から11分後の早々に同点弾を決めた。CKのあとのクロスボールにゴール前で競ったのがCB渡辺で、「（渡辺）広大さんなら必ず競り勝ってくれると思って準備していた」といい、浮き球に素早く右足を伸ばして押し込んだ。

75分も吉田のシュートがポストを叩いた跳ね返りに誰よりも早く反応し、ストライカーらしく丁寧に蹴り入れた。決勝ラウンドに向けて加藤は「初戦が大事だと思うが、すべての試合を無失点で、必ず来る少ないチャンスをものにしたい。自分が決めるという強い意思を持って臨みたい」と意気込んだ。

【関連記事】
・VONDS苦境からの鮮やか逆転 3連勝首位突破
・全国地域CL 1次R終了 VONDSは3連勝で決勝Rへ