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写真:敵陣で突破を図るエリースのFW松井。

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エリース、冒頭に強烈な一撃浴びて0-1敗戦

写真:敵陣で突破を図るエリースのFW松井。

代表決定戦与野蹴魂会 1-0 エリース東京O35

ボール保持もゴール遠く

あれだけ見事なダイナミックなサイドチェンジ、そこからのスーパーなミドルシュートを決められてはどうしようもない。試合開始わずか4分にエリースが決められた与野蹴魂会の青木の一撃はGK康成宇が伸ばした右手も届かず、ネットを揺らされた。

短い60分ゲームで先に失点するとひっくり返すのは容易ではない。昨年全国優勝した埼玉選抜のメンバーが主体の与野蹴魂会は、エリースのCB長井が言うように実に「試合巧者」。先制点以降の与野は無理に攻めずに引き気味に構え、エリースの攻撃を手詰まりにした。

ボールは持てる、中盤もそれなりに支配できるエリース。だが、引いた相手を打開できるだけの崩しの精度、ゴール前のクロスに飛び込む人数、迫力、さらには遠目からでもゴールを脅かすミドルシュートを持ち合わせていない。逆に与野は守ってカウンターから重たいミドルシュートをゴールの枠にしっかりと一発、二発と撃ち込んでくる。

ゴールが遠いまま迎えた終盤はFW飯塚を前線に張らせて空中戦にかけたが、五分五分のこぼれ球はなかなか決定機につながらず、ようやく撃てたシュートも枠を捉えることができなかった。

監督兼任でもあるCB長井は「去年全国優勝している埼玉さんに自分たちが作り上げてきたサッカーは出せたと思う。それでも勝てなかったということは単純に相手の方が強く、自分たちの実力が足りなかったということ」。全国への切符を自力でつかめなかった敗戦ゲームを冷静に振り返った。

第3代表として本戦へ

それでもエリースは0-1の最小失点で敗れたことで、同じ敗者のJ Bus宇都宮(0-5敗戦)を得失点差で上回り、第3代表としての本戦出場が決定。改めて長井は意気込みを語った。

【写真】ハーフタイムに円陣で声を出す長井。

「昨年の10月末からみんな熱量を持って、家族との時間を犠牲にしながらも頑張ってきた。メンバー外になった選手も試合に出る選手のために応援してくれた。今日の結果は負けたが、今年は本当にいい選手が揃ったし、コンディション含めてもっとあげていける可能性がある。全国大会では0-1の状況でも取り返せるチームになれるようにやっていきたい」。2022年以来の本戦出場、日本一奪還を目指して再起を誓った。

神奈川は5-0で圧勝 3年連続本戦出場
【ハイライト】与野蹴魂会 1-0 エリースO35

◇トーナメント表
日本スポーツマスターズ 2025関東予選会

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