東京ベイとCriacaoは2-2ドロー
写真:東京ベイとCriacaoの対決は両者譲らず2-2のドロー。
東京1部東京ベイ 2-2 Criacao
どちらかというと、序盤からゲームのペースを握っていたのは運動量で上回るCriacaoだったが、それでも一発の破壊力を見せつけた東京ベイが先制する。20分、左サイドをドリブルで仕掛けた吉井のシュートの跳ね返りを、FW林が抜け目なく押し込んで1-0。更に26分にも東京ベイが加点。中三川の右からのクロスを中央でFW林が頭で叩くと、GKの弾いたボールを松田が頭でプッシュして2点目。
ただ、劣勢となってもCriacaoはめげずに反撃。39分には流れるような速攻で右サイドを崩して小坂が1点を返すと、後半は衰えない運動量がものをいった。相手のボールを激しく追いかけ、奪って、ゴールを目指すを淡々と繰り返し、61分には野沢の右からのクロスの跳ね返りを石川が豪快に蹴り込みついに同点。勝負の行方はわからなくなった。
だが、さすがに東京ベイも次の1点を与える失態はせず、そうかといって前半の終わりに負傷退場した村田を欠く攻撃はやや単調気味。両者ともに決勝点は奪えぬままタイムアップ。2試合を終えてCriacaoは1勝1分け、東京ベイは1分け1敗。
東京都社会人サッカーリーグ1部