関東1部開幕 東京U、南葛が白星スタート
写真:東京Uは開幕戦勝利。写真は後半に追加点を決めるFW岡田。
2025年シーズンの関東サッカーリーグ1部は5日、各地で第1節1日目の2試合を行い開幕した。昨季4位の東京ユナイテッドは昨季7位のエリースとホームの小石川運動場で戦い、鈴木康孝、岡田遼平のゴールで2-0で勝利した。昨季6位の南葛は昨季5位の東邦チタニウム(神奈川)とアウェーで戦い、後半に佐々木達也のPKによる決勝ゴールで2-1で競り勝った。関東1部はあす残り4試合を行う。また関東2部も同日3試合を行い開幕した。
関東1部東京U 2-0 エリース豊島
東京勢対決、東京Uに軍配 ボール奪い手際よくゴールへ
昨季の順位差がそのまま結果に反映したというところか。昨季4位の東京Uが同7位のエリースに2-0で勝利。白星スタートを切った。
先制点は早い時間に決まった。いまやエリースのアイデンティティともいえるポゼッション。そこに東京Uは序盤からしっかりとメスをいれていく。
前線からの激しいプレスでエリースを追い込み、2列目、3列目が狙い通りに奪ってサイドの高木、鈴木らが素早くゴールに向かう。それを淡々と繰り返してペースを手繰り寄せ、14分には左からのCKのこぼれ球をMF和田がエリア外からシュート。GKの弾いたボールをすかさず鈴木が押し込んで先制した。
対するエリースは崩す形を模索しつつも相手の網にかかり、MF神田の急所を突くミドルパス、スルーパスで東京U・GK大石を脅かすが、得点を奪うには至らず。
後半はスコアの影響もあってか、追いかけるエリースが主導権を握るが、そのエリースもボールは持ててもゴール前の怖さ、強さを示せず。逆に守備の集中力を切らさなかった東京Uは82分に貴重な追加点。
敵陣深くのスローインの流れから、右サイドでボールを受けた吾妻が左足でクロス。エリア内中央でゴールを背にFW岡田が胸トラップから反転し右足でシュート。ボールはゴール右すみに決まった。
そのまま東京Uが2-0で勝利。開幕戦で貴重な勝ち点3を手にした。
関東リーグ 第1節結果
[1部]
- 東京ユナイテッド 2-0 エリース豊島
- 東邦チタニウム 1-2 南葛SC
- VONDS市原 3-0 日本大学N.
- ジョイフル本田つくば 2-3 桐蔭横浜大学FC
- 東京23FC 2-0 流経大ドラゴンズ
[2部]
- 東京国際大学FC 1-1 EDO ALL UNITED
- COEDO KAWAGOE 2-0 厚木はやぶさFC
- tonan前橋 1-0 エスペランサSC
- ヴェルフェ矢板 1-1 SHIBUYA CITY
- 日立ビルシステム 2-0 横浜猛蹴
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