早大、八王子に苦戦も2-0で7連勝
写真:後半に追加点を決める早大の今西。
東京1部八王子 0-2 早大ア式FC
いつもの東伏見グラウンドでなく、開幕戦以来のアウェーだったからか。6連勝中の早大の前半には、そのいつもの〝らしさ〟がなく、ボールを保持しながらも怖さがないまま0-0でハーフタイムへ。
後半は選手交代や配置を換えて臨んだが、ゲーム内容はさほど変わらず、ようやく生まれた得点は直接FKから。57分、エリア手前中央でセットしたボールを武沢が蹴り、ストンと落ちるボールがGKの手を弾いてゴールに吸い込まれた。
追加点は崩し切るというよりかは、運動量の差で奪ったカウンターから。78分に自陣で奪ったボールを左サイドの今西まで届け、そこからドリブルで突き進み、ミドルシュートを決めた。終盤は途中出場のMF浦川のドリブル突破が光ったものの、なかなか前に出ない引き気味の相手を攻略できずにタイムアップ。それでも2-0で7連勝を飾り首位には立った。
八王子は後半失速
前半は互角以上に渡り合った八王子。仕事の都合でチームを離れていた諸井がこの日から加わると、中盤の守備でのたくましさが芽生え、その相乗効果としてMF武田や石川が攻撃に比重を傾け、分厚く押し込む時間帯もあった。右サイドの高橋の攻撃参加とシュートで、早大を追い詰めつつも前半は無得点。ただ、後半は大学生を相手に強度、運動量で徐々に劣り、直接FKとカウンターから2失点。負けが続いた開幕当初からチームは徐々に復調しつつも、90分を通しての課題はまだ残っている。
東京都社会人サッカーリーグ1部