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写真:最終局面の突破に苦しむ早大の寺下。(写真:小林渓太)

東京都社会人サッカーリーグ1部ニュース

早大ア式は無得点で初黒星

写真:最終局面の突破に苦しむ早大の寺下。(写真:小林渓太)

東京1部三菱養和 1-0 早大ア式FC

引いた相手を崩せず、攻撃のアイデアに課題

東京都社会人サッカーリーグ1部優勝候補の一角である早稲田大学ア式蹴球部FCが、第2節で三菱養和SCに敗れた。前半29分にMF引間の得点で先制され、1点ビハインドで折り返した後半は一方的に攻め込む試合展開。いつもなら前半に苦戦しても、体力で優る学生チームの早大ア式が後半に勝ち越すところだが、この日は最後まで相手ゴールを割ることができず、無得点での敗戦となった。

「前半から相手の雰囲気に呑まれて自分たちのよさが出ない試合で、決定機に決めきれなかったり、引いた相手を崩す手段がなく、攻めきれなかった」

早大ア式キャプテンのDF泉はこう振り返った。昨年からアウェー、特にナイトゲームを苦手とし、引き分けや敗戦に終わりがちだった課題に関してはこれを克服していこうと選手同士で声をかけあっていたが、今節はその壁を乗り越えることができなかった。

「最後にあれだけ攻撃している時間が長かったなかで1点も獲れていないというのは、こちらの攻撃の質に問題があると思う。今日は相手も最後まで身体を張って守り続けていたけれど、この先さらに強い相手と対戦するとそれが当たり前になってくる。今日の試合を引き分け以上に持っていけなかったことは、自分たちの力不足だと思う」

泉のこの言葉のとおり、早大ア式にも拙いところはあったかもしれないが、後半14分の決定機をはじめとしてこの日絶好調の養和GK畚野にことごとく止められたという一面もある。すべてが悪かったわけではないだろう。しかしそうした自分たちの力だけではいかんともしがたい要素もあるのがサッカーの公式戦。そこを乗り越えられなかったということは、若い選手たちの経験不足が露呈したということなのかもしれない。

三菱養和、貴重な金星 早大ア式を完封

ただ、見ようによっては、これは貴重なレッスンだ。この社会人リーグで成長し、関東大学リーグで活動するトップチームへと入っていくためには、こうした経験から学び、選手としての器を大きくしていく必要がある。

「このカテゴリーでの自分たちの目標は今年の優勝だが、やがて来年、再来年と、トップチームに昇格して活躍することを考えると、今日は力不足が顕著にあらわれたと思う。自分たちのなかで『最初の4節で勝点10を獲る』という目標を定めていたところ、その目標は達成できなくなってしまったが、これから先、獲り返していきたいと思う」

1勝1敗となり、第4節までに得られる勝点は最多で9。このあとは連勝を達成するべく、自分たちに足りないところを見つめ直し、突き詰めていく。
(後藤勝)

東京都社会人サッカーリーグ1部

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