武蔵野、新宿が決勝へ 社会人勢の決勝は14年ぶり 天皇杯東京都予選
写真:武蔵野は宮田の2得点の活躍で決勝進出。(写真:小林渓太)
天皇杯東京都代表を決める東京都サッカートーナメントは26日、北区・味の素フィールド西が丘で準決勝2試合を開催。社会人代表の横河武蔵野FC(JFL)、クリアソン新宿(JFL)がともに学生代表を破り、決勝に駒を進めた。社会人2チームが決勝進出を決めたのは、2012年の横河武蔵野-東京23FC以来14年ぶり。
武蔵野は国士舘大学(関東大学1部)を3-2で破った。前半に宮田和純が2得点を奪って2-1で折り返し、後半は宮寺優斗が追加点。終盤にPKで1点を返されたが逃げ切った。新宿は日本大学(関東大学1部)と1-1のまま延長戦でも決着がつかずにPK戦となり、GK浅沼優瑠の活躍で3-2で勝利した。
決勝は5月9日に同会場で14時キックオフ。勝利チームが東京都代表として天皇杯に出場する。武蔵野は2024年以来、新宿は2023年以来の出場を目指す。
武蔵野、自らの土俵で勝負 強さ発揮
35分すぎのMF小林のPKはバーを直撃。決まっていれば3-1と2点リードで前半を折り返し、快勝もあり得ただろう。それくらい武蔵野の前半の出来はよかった。
開始8分に宮田の強烈なミドルで先制し、すぐに追いつかれながらも再び宮田のPKで2-1とし、それ以降も鋭い寄せと挟み込みでボールを奪い、国士舘大の最終ラインの背後を狙っては好機をつくり、あわよくば相手GKを一発退場に追いやる勢いだった。
「前線からの守備、プレス、奪ってからのショートカウンターが良かった」と武蔵野・金守監督も前半の出来には胸を張った。
後半は運動量に陰りが見えたが、それでも同点ゴールは許さずに粘り、77分には宮寺が渾身のミドルを仕留めて3点目。最後にPKを取られて1点差に詰め寄られたが、武蔵野らしく身体を張って逃げ切った。
「(フィジカル的に)よく戦えていたのでは」という問いに金守監督は「そこがうちの生命線なので。そこで負けてはいけないと常に言っている」
あえて相手にボールを持たせたようなこの日のゲーム展開。自らはそのボールを奪うこと、そこからの切り替えの早さで勝負。余計なことは極力削ぎ落とし、ボールを奪ってゴールに専心する姿勢がよく出ていた90分だった。
一方、国士舘大は武蔵野の策略にはまったか、試合後はがっくり。2得点を挙げたFW本間凜はJ1・川崎フロンターレ入りが内定している逸材。「きょうの自分の出来、チームの出来にはがっかりする」とうなだれていた。
東京都サッカートーナメント 準決勝
- 横河武蔵野FC 3-2 国士舘大学
- 得点者
- 08` 宮田 和純(武蔵野)
11` 本間 凜(国士大)
25` 宮田 和純(武蔵野)
77` 宮寺 優斗(武蔵野)
88` 本間 凜(国士大)
- クリアソン新宿 1-1(延長0-0 PK3-2)日本大学
- 得点者
- 16` 白濵 聡二郎(日大)
80` 岡本 達也(新宿)
大会日程・トーナメント表
・東京都サッカートーナメント
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