エリース、PKで前回王者都農に勝利 あす勝てば地域CLへ 全社2回戦
写真:PK戦でベスト8進出を果たしたエリース。
全国社会人サッカー選手権大会2日目は25日、2回戦を開催。初戦を突破したエリース豊島FC(関東/東京)は前回王者のヴェロスクロノス都農(九州/宮崎)と対戦し、1-1からのPK戦を6-5で制し、ベスト8に進出した。エリースはあすの準々決勝でアルテリーヴォ和歌山(関西/和歌山)と戦い、勝てばベスト4入り、さらに全国地域CL出場権獲得となる。同じ東京の南葛SCは13時30分からベルガロッソいわみ(中国/島根)と対戦する。
全社2回戦都農 1-1(PK5-6)エリース
後半に一木が同点弾 GK笠島はアシスト、PK戦も活躍
小寺監督の古巣との対戦とあって、前半のエリースは都農の良さを消しにかかった。最前線に國﨑を配置し、前からのプレスを強めにかけ、相手にロングボールを蹴らせては守備陣がしっかりと跳ね返して攻撃を組み立てる。都農のキーマンであるボランチの山内をゲームから消し、序盤はエリースがシュートの本数も多く決定機も作った。
すでに地域CL出場権を持っているからか、都農は不気味なほどに静か。それが一瞬にして目覚めて得点を奪ったのが31分。右サイドの高い位置で起点をつくると、そこからテンポよくバイタルエリアでショートパスをつなぎ、フリーとなった山内がエリア手前中央でスルーパス。そこからダイレクトで折り返したボールを濱田が決め、都農が先制。エリースはダイレクト4本をつながれ、完全に崩された。
しかし、エリースも簡単には屈しない。それ以上の追加点を与えずに小寺監督も同点ゴールへむけて後半は着実に打つ手をうっていく。その後半、途中出場のFW一木が前日に続いて決める。同31分、GK笠島の自陣からのロングキック1本。この意表をつく攻撃が相手の最終ラインの背後にとどき、それを一木が山なりのシュートを決めて同点。
両者ともにその後は得点を奪えず勝負はPK戦へと突入すると、互いに一人ずつが外して迎えた7人目。エリースは先攻の都農・永吉のキックをGK笠島が左に跳んでストップすると、最後は東根が落ち着いて決めて勝利。あすの準々決勝では、関西リーグ2位のアルテリーヴォ和歌山と戦い、勝てばベスト4。さらには全国地域CL出場権獲得となる。
大会概要・トーナメント表
【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地(宮崎県)代表1チームの計32チームが10月24日から5日間に渡ってノックアウト方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした(最大)3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。
