南葛、終了間際に大森が決勝弾 いわみ振り切り8強 全社
写真:大森の決勝ゴールを喜ぶ南葛の選手たち。
全国社会人サッカー選手権大会2日目は25日、2回戦の8試合を行い、南葛SC(関東/東京)は中国リーグ2位のベルガロッソいわみ(中国/島根)と対戦し、3-2で勝利。ベスト8に進出した。あすの準々決勝では桐蔭横浜大学FC(関東/神奈川)と対戦する。
そのほか関東勢はエリース豊島(東京)、桐蔭横浜大学FC(神奈川)が勝利し準々決勝進出。東邦チタニウム(神奈川)、海自厚木基地マーカス(神奈川)が敗退した。
全社2回戦南葛SC 3-2 ベルガロッソいわみ
苦しい展開もDF大森のゴールで辛勝
1回戦で8得点と強さを見せていた南葛だが、いわみに苦戦を強いられた。いつものように守備ではプレッシャーをかけ、攻撃では間を通していこうとするものの、決定機には結びつかない序盤の時間帯が続く。それでも前半18分、FW福本が倒されて得たPKを自ら決めて先制。ただ、前半40分間はこの1得点止まり。勝利を狙うには心許ない点差で、ハーフタイムの修正は必至だった。
南葛は後半開始から、温存していた主力のMF三枝、MF岡島、FW木下を投入。これで活性化し、流動性が出てきた南葛が後半の主導権を握る。後半8分には右サイドからMF佐々木達、MF三枝とつなぎ、最後はFW福本のラストパスをFW木下がループ気味に決めて2-0。勝利が近づいたかに見えた。
しかし、ここからいわみの猛反撃を受ける。後半11分にカウンターからFW原田のゴールで失点すると、足が止まりボールウォッチャーとなってしまった後半17分には、浮き球を中央で落とされ、それをMF林に叩き込まれて2-2の同点に追いつかれた。
大会2日目で疲労が出てきたのか、運動量が落ちた南葛はいわみの攻撃を抑えきれない。何度もサイドからの侵入を許しながら、どうにか耐える時間帯が続いた。そしてPK戦は避けたいアディショナルタイムの後半42分、歓喜が待っていた。FW大石のクロスに、DF大森が「右足のつま先。ニアで合わせた」という決勝弾。後半に失速癖のある南葛が、土壇場で粘り腰を見せた。
「その前にも1本、左からニアで合わせたやつがあったので、もう1回ニアに来るかな、と。相手がクロスの時にマークがあまりつかず、けっこう自分はフリーだった。ニアで待っていたらボールが来たので、合わせるだけだった」
センターバックながら、リーグ戦でも度々その得点力でチームを救ってきた大森が、この日のヒーローになった。あすの相手は、SONIO高松をPK戦の末に下した桐蔭横浜大学FC。連日異なる勝ち方でJFLへの道を切り開こうとしている南葛が、関東勢対決となる準々決勝に臨む。
全国社会人サッカー選手権大会
[2回戦]
- ヴェロスクロノス都農 1-1(PK5-6) エリース豊島
- 東邦チタニウム 1-2 アルテリーヴォ和歌山
- コバルトーレ女川 3-2 FC延岡AGATA
- 岳南Fモスペリオ 4-0 海自厚木基地マーカス
- 南葛SC 3-2 ベルガロッソいわみ
- SONIO高松 2-2(PK4-5) 桐蔭横浜大学
- KMGホールディングスFC 0-0(PK5-3) Cento Cuori HARIMA
- NEXUS都城FC 1-4 FC BASARA HYOGO
大会概要・トーナメント表
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【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地(宮崎県)代表1チームの計32チームが10月24日から5日間に渡ってノックアウト方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした(最大)3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。
