PK戦敗退 GK大畑「悔しさ」残る
写真:相手のキックを止められず苦い表情を見せるGK大畑。
全社準々決勝エリース東京 0-0(PK3-5)ジェイリースFC
1回戦から準々決勝までの3試合で失点は0。守備の要として安定してゴールを守ってきたGK大畑だったが、PK戦では相手のキック5本すべてのコースを読みながらも決められてしまい、涙をのんだ。「勝たせられなくて悔しい。コーチから用意されたデータをもとに自分の今までの経験、相手との駆け引きで跳んだが、方向はあっていながら1本も止められなかった。まだまだ力不足」と声を落とした。
今季途中は試合に出れない時期もあったが、リーグ終盤にかけて再び正GKとして関東1部残留に貢献し、この大会に臨んだ。「まあ、年齢も年齢なので。この試合が最後になるかもしれないし、この大会がどうこうよりも、自分が出る試合は常に全力を尽くすだけだった。でも、やっぱりチームとして初めての地域CLに行きたかったし、自分がチームを勝たせたかった」と最後まで責めを負い、悔しさをにじませながら34歳のベテランGKは無失点で大会をあとにした。
大会概要・トーナメント表