国スポ関東予選へ向け東京選抜1次選考会
写真:紅白戦でドリブルを仕掛ける砂田(駒大GIOCO)。
東京1部24人が参加
8月に行われる国民スポーツ大会(国スポ)サッカー成年男子・関東ブロック予選に向け、東京選抜は29日、都内で1次選考会を開催。東京1部所属の24人が参加した。
2023年以降、国スポ・成年男子は隔年開催となり、関東予選が行われるのは2年ぶり。東京選抜は今回、黒木文紀氏(八王子FC)が監督に就き、2018年以来の本戦出場を目指す。
この日の選考会は20分4本の紅白戦を行い、過去に選出経験のある小松聖音(東京海上)、関口崇太(アストラ)、廣澤勇太(東京蹴球団)らも参加。最初のチーム分け以降メンバーをシャッフルしなかったこともあり、どちらかというと各人が個のアピールに走って終わるというよりかは、本数を重ねるごとにチームの連係を高め、全員でゲームに勝利しようとする印象だった。
試合はピンク色と水色のビブスに分かれて行い、1本目は水色チームが中島秀隆(CERVEZA)や砂田至(駒大GIOCO)の突破力で攻勢だったが無得点。2本目以降はピンクチームにベテランの小松がボランチで出て周囲をうまく使ったこともあり、廣澤や関口、石川颯人(八王子)らと連係しながら、3本目に氏橋寛(東京蹴球団)が得点を挙げてそのままピンクが1-0で勝った。
黒木監督によると現時点でのポイントは『複数のポジションをこなせる選手、リーダーシップを発揮できる選手』を挙げており「そういう選手が何人かいた」ということだった。
今後は週に1、2回程度の活動を継続し、来月以降には関東リーグのメンバーも徐々に合流する2次選考会へと進む。
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