日大N.は2連勝 ゲームコントロール
写真:終盤にゴールを狙う日大N.の瀬之口。
関東1部エリース豊島 0-3 日大N.
1部初昇格の日大N.は前節6戦目でようやく初勝利。この日は同じくここまで1勝のエリースを相手に3-0で快勝した。金澤監督によると「試合の流れをつかめばこうなるが、もう少し強度をつけていかないと前半に崩れてしまう可能性もあった」とのこと。ただ、「我慢するところを我慢して、少しずつ自分たちの判断でやりたいことをできるようにしていった」点においては成長を感じている様子だった。
前後半ともに我慢のあとに得点を奪った。エリースのポゼッションに序盤から最終ラインは後退したが、そこで失点せずに耐え、逆に相手が自陣でボールを動かし始めるタイミングで前線から一気に圧力をかけて封じ込めた。そこで30分にはMF中川の右からのクロスをFW糸井がヘッドで合わせて先制し、その3分後も勢いそのままに押し込み、MF小沼が右足で突き刺した。
後半もエリースの反撃が一息ついた58分にFW糸井がGKの頭上を超えるループシュートを決めて突き放し、終盤も必死に1点を返そうとするエリースの背後を逆に突き、決定機を作るなど最後までゲームをコントロールできていた。これで2連勝。選手たちも自信をつかみつつある。
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