PHOENIX 5分で3ゴール逆転勝ち クラブ選手権
写真:逆転勝ちで決勝に進んだPHOENIX。
クラブ選手権準決勝みずほFG 1-3 PHOENIX
リーグ戦とは違う「サブ組」をメインに臨んだPHOENIXだが、2部のみずほFGを相手に逆転勝ちを収め、決勝へ駒を進めた。キャプテンマークを巻いたCB閔は「一人ひとりがチームのために走った結果が逆転につながった。チームとしての底上げができた良い試合だった」と喜んだ。
前半は前からのプレスがはまらず主導権はややみずほに握られた観があったがスコアは0-0。後半は守備の修正がうまくいきかけたところで、57分にカウンターからみずほの長谷川に強烈な一発を決められて先に失点した。「完全にDF3人の準備が足りていなかった」とCB閔。
それでも、そのわずか4分後に本田が倒されて獲得したPKを田尾が決めて同点に追いつくと、すぐに逆転し、一気に畳み掛けた。5分間で3点を奪うこの爆発力こそが1部ならではで、それに屈して崩れてしまう2部との差が鮮明だった。
同点から2分後の逆転ゴールは、CKの流れから本田が上げたクロスを佐藤が競り勝って頭で押し込み、その2分後には寄せの甘くなった相手に山口が左足で仕留めた。
決勝の相手は先週のリーグ戦で0-1で敗れた三菱養和。主力も含めてベストなメンバーが揃うらしいが、CB閔は「今日はみんな良かったし、どんなメンバーで臨むかわからない」とにごし、「とにかくリーグ戦で負けた相手、内容もやりたいサッカーができずに終わったので、次こそ勝つという強い気持ちで1週間準備したい」と気を引き締めていた。
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