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写真:前半、早大の攻撃を阻むPHOENIX。

東京都社会人サッカーリーグニュース

PHOENIX、気力続かず今季最多4失点

写真:前半、早大の攻撃を阻むPHOENIX。

東京1部早大ア式FC 4-0 PHOENIX

開幕戦からの2試合で八王子勢に1勝1分けと、まずまずのスタートだったPHOENIXだったが、直近の2試合は連敗。黒星街道からの脱出をかけて5月17日開催の第5節で早大ア式蹴球部FCに挑んだが、結果は0-4の大敗で3連敗。返り討ちに遭う格好になった。

GK鈴木「脆さ出た」失点後のメンタル課題

守備的に臨んだこの試合、プランが崩壊したのは前半39分の失点によってだった。そこまでは最終ラインを5枚にして密度の高い守備と緊張感を維持していたPHOENIXだが、一瞬の緩みなのか、自陣のビルドアップにエラーが出て、外から中につけた横パスが流れたところを奪われて失点。早大ア式に先制を許し、ゲームをコントロールすることが難しくなった。

「チームとしては中につけずに外のウラを狙っていこう、そういうやり方を試合前にも言われていたが、コミュニケーション不足でああいったミスになり、すごくもったいない失点だったと感じている」

ゲームキャプテンとして盛んに声でチームを鼓舞、あるいは危機感を呼び覚ましていた副キャプテンのGK鈴木は、このように最初の失点場面を振り返った。かえすがえすももったいない、試合の行方を左右する失点だった。ただ、そこでもまだなんとか士気を保ってはいた。アディショナルタイムを含む前半の残り10分弱について、鈴木は次のように語った。

「その後はメンタル的にもけっこう落ちてしまい、3バックのラインのウラを衝かれてやられる数も増えてきたし、あそこで崩れてしまったかな、と。ただ、0-1で(前半を)終えることができたのは、よく頑張ったと思う」

しかし、後半はやはり27℃という暑熱下、学生のチームを相手にすると体力的にも厳しくなる。その状況で同点に追いつくべく1点を取りに行くのは容易ではなかった。「ぼくも声を出して集中を切らさないようにはしていたが、やはり若いチームなので、後半は脆さが出てしまった」と、鈴木。後半15分の2失点目まではなんとか持ちこたえていたが、後半31分に3点目を奪われると気力は続かず、後半35分に連続失点。足が止まり、時間が過ぎるのを待つだけになってしまった。

早大、PHOENIXに4点快勝 首位射程

「ここまで5試合やって、自分たちのやりたいことができている時間はあった。でも、失点してメンタル的に落ちる、そこが圧倒的に課題かなと感じている。次節まで2週間空くので、そこはぼく自身も含め、みんなでコミュニケーションをとっていきたい。折れなければいいという、ただそれだけの問題ではないが、メンタル面も含めて話し合う必要がある」

技術は急速に伸ばせなくとも、鈴木の言うとおり、守備や試合運びに関しては意識と心がけ次第で改善できるところもある。前半最初の30分間は、間違いなく緊密な守備をしようと高い意欲で試合を進めることができていた。元エリースの一員として上のレベルを知る鈴木を含め、警戒する意識を高めて次節に向かっていきたいところだ。

後藤 勝

東京都社会人サッカーリーグ1部

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