TFSC安易な失点響く 勝ち点1
写真:前半に先制ゴールを決めるTFSCの碓井。
東京2部大森FC 2-2 TFSC
TFSCは失点の仕方がもったいなかった。25分にベテランMF碓井の直接FKで先制しながら、前半ラストワンプレーというタイミングでGK峯岸のエラーを発端に同点ゴールを献上。肩を落としてハーフタイムに入ると、後半開始7分には守備陣の背後をロングボールで突かれ、一気に逆転ゴールまで蹴り込まれた。「一瞬の集中力の切れ。そこで失点してしまう。去年からずっと続いている課題」とMF碓井はいう。
だが、このまま終われば悔いが残りそうなゲームを終盤に挽回したのは、前半に失点の原因をつくったGK峯岸のビルドアップから。鋭い右サイドへの正確なキックがカウンターの起点となり、そこからクロスの応酬、最後はエリア右から小柳が右足を振り抜き、逆サイドネットに一直線に突き刺した。
「あれが本来の自分たちの攻撃の形。シンプルに持ち上がってクロスまでいけばチャンスになる。今日は相手の強度が高くてなかなかできなかったけど、あの形をもっと出せればよかった」(碓井)
勢いづいた最終盤には再び碓井がFKを直接狙ってポスト右に当たる惜しい場面もあった。本音をいえば首位を相手に勝ち点3を取っておきたかったゲーム。「今日は引き分けではダメということを試合前から言っていたが、引き分けで満足してしまっている雰囲気が勝てない原因、このチームの若さ、弱さかな」。長くJクラブを渡り歩いた34歳が指摘する言葉には重みがあった。
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