NossA痛恨ドロー TFSCの牙城崩せず 東京2部
写真:終了間際にゴールを狙うNossAの山内だが決まらず。
東京2部2BNossA八王子 0-0 TFSC
残り2戦、TFSCに勝ち、最終戦のGriffin東京に勝って逃げ切り優勝を決める。開幕から10勝1分け、残り2連勝で自力優勝が決まる首位NossAの描いたシナリオだったが、3位TFSCの牙城を最後まで崩せず0-0の引き分け。守り続けてきた首位の座を、この日勝ち点3を積み上げた2位TOKYO2020に明け渡した。
90分を通して大半の時間は攻め続けたが、1点が遠かった。TFSCの気合の入った粘守もあったが、前半24分過ぎの田村のヘッドがネットを揺らしながらオフサイドの判定となると、以降は徐々に焦りもあってかフィニッシュの精度を欠くようになり、シュートがゴールの枠に飛ばない。
後半は縦に素早く攻める攻撃から、サイドに幅を取る工夫も施したが、クロスが中で合わず。71分にはFW木島、73分にはDF伊藤のベテランを投入して中央からの圧力も掛け、アディショナルタイム突入後は伊藤を前線に張らせるパワープレーにも出たがそれでもネットは揺れず。
最後は山内のエリア内のシュートが枠を外れると、試合終了の笛が鳴り響き、ピッチに崩れ落ちた。
最終戦、10位のGriffin東京に勝てば優勝の望みはまだあるが、勝ち点1差で首位のTOKYO2020が最終戦で6位の23FC江戸川を下せば、TOKYO2020の優勝、NossAの2位が確定となる。
東京都社会人サッカーリーグ2部