KOREA、昇格組対決制し初勝利
写真:前半終了間際にFKを直接決めるKOREAの朴昇泰。
東京1部FC KOREA 2-0 PHOENIX
開幕戦を落としたKOREAはこの試合が2戦目。対するPHOENIXはこの試合が開幕戦。2部からの昇格組対決となった両者の一戦はKOREAが制し、貴重な勝ち点3を手にした。
やはり1試合とはいえ1部の開幕戦であれこれ学んだ経験が生きたか、もしくは連敗はできないという強い気持ちが相手を上回ったか、前半はKOREAが圧倒。激しい寄せ、前向きな守備が奏功し、序盤から奪ったボールをシンプルにシュートにつなげていく。10番FW李晃輝がエリア内の決定機を決められないなどのもたつきはあったが、前半終了間際には先制点をもぎとった。
追加タイム2分、ゴール正面のエリア外からのFKを朴昇泰がキック。壁の上を通り越したボールはきれいにゴール左上に吸い込まれた。
後半は開始から圧力をかけてきたPHOENIXに押し込まれ、中盤や前線でボールが落ち着かない苦しい時間が続いたが、DF陣は主将の白明哲を中心に熱い守備で踏ん張った。
結果、終盤にはその守備陣に恵みの雨となる追加点。84分、敵陣右サイドで相手のスローインをカットしたところからショートパスでエリア内に侵入。最後は康智勲が横に流したパスを中央で黄燦俊が押し込んだ。
そのまま2-0でゲームを終わらせ、7年ぶりに復帰を果たした1部でうれしい今季初勝利を手にした。
東京都社会人サッカーリーグ1部