TOKYO2020が昇格1年目で優勝 最終戦勝利 Criacaoは3位逃す
写真:TOKYO2020は最終戦でCriacaoに勝利。
東京1部Criacao 1-2 TOKYO2020
東京1部最終節、すでに優勝が決まった状況で最終戦を迎えたTOKYO2020は、Criacao Procriarに2-1で勝利。勝ち点を40に到達させて1部昇格1年目での優勝を果たした。今季の通算成績は12勝4分け1敗。TOKYO2020は東京1位で11月に開催される関東参入戦に出場する。
引き分け以上で3位だったCriacaoは敗れたことで4位が確定。初の関東参入戦出場を逃した。参入戦へは1位TOKYO2020、2位早大ア式FC、3位駒大GIOCOの3チームが出場する。
大竹のキック1発で先制 後半もFKで加点
昼間に早大が敗れたことで試合前に優勝が決まったTOKYO2020。だが、消化試合に終わらせず、しっかりと勝利を飾り、優勝に花を添えた。前半は3位を目指すCriacaoの気合の入ったプレーに圧倒され、ほぼ何もさせてもらえなかった。
自陣を抜け出せず、頼みのFW麻生、大竹もボールに触れる機会はわずか。それでも1発で先制して前半を折り返すあたりが優勝チームの力か。前半の追加タイム2分、ラストワンプレー。エリア外で得たFKを大竹が直接決めて先制した。
さらに後半開始6分には大竹の蹴ったFKから廣瀬が頭で合わせてあっさり追加点。ゲームの主導権を握ると、今度は相手の激しいプレスを逆手に取るようにショートパスでかわしていき、前線のアタッカー陣が前を向いて次々にシュート。最後に1点を失ったが、そのまま2-1で勝利した。
一方、敗れたCriacaoは前半がほぼ完璧な内容だっただけに、その時間に1点が奪えず、逆に1点を失ったことが痛恨だった。後半も立ち上がりに失点すると、以降は前半のパフォーマンスを維持できなくなり、終了間際に谷がFKで1点を返すにとどまった。引き分け以上で初の関東大会出場だっただけに、無念の敗戦。4位でシーズンを終えた。
東京都社会人サッカーリーグ1部 最終節
- 東京Uプラス 2-1 BANDELIE
- 早大ア式FC 1-1 アストラ
- 東京海上 0-1 KOREA
- 駒大GIOCO 0-0 PHOENIX
- アローレ 0-3 三菱養和
- 東京蹴球団 3-1 東京ベイ
- 八王子 3-1 Intel Biloba
- Criacao Procriar 1-2 TOKYO2020
10月26日
- CERVEZA - FLUTTO
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