東京選抜、大学生と練習試合 8月に関東予選
写真:ドリブルで攻める東京選抜の中島。
国民スポーツ大会・関東ブロック大会(関東予選)を1カ月後に控える東京選抜は13日、都内で大学生との練習試合を行った。関東予選と同じ35分ハーフで行い、前半に砂田(駒大GIOCO)が決めて1-0で勝利した。黒木監督はこの日を区切りに大会登録メンバー16人を決定する意向で、次回の活動からは登録メンバー16人、残りはサポートメンバーとして帯同する形になる。
内容手探りも監督「結果は満足」
1次、2次選考会を経て、22人に絞ってから行う初の練習試合。合流してまだ日が浅いMF後藤(横河武蔵野)は、ピッチの中で「彼は右利き、彼は左利きなんだとプレーしながら確認した」と手探りの状況を語った。黒木監督は「初めての練習試合なので、攻め方と守り方の大枠だけ決めてやってもらった。ここから少しずつ調整が入っていく」と今日のテーマについて話した。また、前半のスタートメンバー11人についても「特に先発というわけではない」と説明した。
その前半はCKの流れから最後に砂田が決めて1-0で終了。最終選考まで残ったメンバーというだけあってポジショニングやプレーのミスも少なく、動きの流れにロスも少ない。ただ、攻守の切り替えといった一瞬の遅れを突かれて、動きの早い大学生に簡単にシュートに持ち込まれるピンチも目についた。
ほぼ全員を入れ替えた後半は、前半の組織的な戦いからやや個が目立つ形で、関口(アストラ)の突破から何度かチャンスを作ったが、FW中島(CERVEZA)が決定機を逃すなど0-0だった。
黒木監督は「前半のメンバーが取ってくれた1点を後半のメンバーが守り切った。追加点も狙えていた。予選を想定した戦いで1-0で勝てたことが良かった」と結果を評価した。ここからの課題については「ピッチ内でしかできないこと。選手同士の距離感、コミュニケーション」など、連係面の向上を掲げていた。
【関連記事】
・東京選抜、22人に絞り本格始動 8月に関東予選
・東京は茨城と対戦 国スポ関東予選組み合わせ
国民スポーツ大会関東ブロック大会
