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写真:3得点の活躍を見せたシュワーボのFW栗原。

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シュワーボ、得失点差で首位へ FW栗原が貫禄ハット 東京2部1B

写真:3得点の活躍を見せたシュワーボのFW栗原。

東京2部1ブロックのシュワーボ東京は5日、TUAと第9節を戦い、FW栗原イブラヒムジュニアのハットトリックの活躍で3-0で勝利。通算成績を8勝1分けとし、暫定首位に立っていたLLENOと勝ち点25で並び、得失点差で1上回って首位に立った。敗れたTUAは同13で6位につけている。
1ブロックの優勝争いはほぼ3チームに絞られていて、1位シュワーボと2位LLENOが勝ち点25で並び、それを同24のNossAが追う。各チームともに残り試合数は4。

東京2部1BTUA 0-3 シュワーボ

パワーに巧みな判断力 相手見定め後半3発

優勝するにはもう一つの負けも、引き分けも許されない状況のシュワーボ。勝つしかない中で前半のスコアは0-0。ハイボールやセットプレーで押し込みながらも、現役大学生のTUA(東農大)の粘り、時に鋭い切り替えからのスピードに乗ったカウンターで押し返された。0-0のまま時間が進めば進むほどゲームはこじれていく。

そんな状況でFW栗原がエースの貫禄を示した。58分、得意のセットプレー。右からのCKのボールはお決まりのハイボールではなく低めの弾道だったが、栗原はダイビングで食らいつき、頭をうまくひねってねじ込んだ。「練習で要求していたボールではなかったが、狙うというよりインパクトを意識して飛び込んだ。どんな形でも先制点がほしかった」という気迫のゴール。得意げに自らのおでこを人差し指でさしたあと、仲間と歓喜した。

【写真】CKのボールに頭から飛び込む栗原(中央)。

心理的に落ち着くと追加点の機会はすぐにきた。先制から4分後、同点ゴールへ強い気持ちを出す若い大学生の背後をロングキック1本で突き、最終ラインを抜け出した栗原が、冷静にGKをかわすようにゴールへ蹴り入れた。

こうなるとチームの目的は勝利から得点の量産。どうせならもう1点取って得失点差で首位に立つこと。その3点目も栗原が決めた。81分のCKで、ちょっとしたアレンジを加える。栗原は「自分のマークがタイトになってきたので、最初の競り合いのポイントをDF前田と入れ替わった」といい、その前田に競らせたこぼれ球を狙い通りに右足でズドン。終わってみれば3-0の快勝。

外から観れば大学生を力でねじ伏せたようにも映るが、2点目、3点目など大学生の心理を逆手に取るような巧みさを細部に詰め込んでの勝利だった。

これでLLENOとは勝ち点で並び、得失点差で「1」上回って首位。残すは4試合。栗原は「あまり相手の状況がこうだからこうしようではなく、目の前の試合に勝つことに自分は集中している。自分たちの戦い方を徹底し続ければ、優勝できると信じている」。3点快勝の出来にも慢心はなく、最後まで駆け抜ける覚悟を示していた。

東京都社会人サッカーリーグ2部

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