VONDSは四国王者に1-0勝利 ベスト8へ
写真:橋本(右から2人目)のゴールを喜ぶVONDSイレブン。
2回戦FC徳島 0-1 VONDS市原
全国地域CLに進むには全社を勝ち抜くしかないVONDS市原(千葉)は、昨年同大会準優勝で四国リーグ王者のFC徳島に1-0で競り勝った。
24分に橋本がFKを直接ゴール左上に鮮やかに決めて先制。以降も前半は強烈なプレスが冴え、時折カウンターを食らいながらも相手をほぼ自陣に封じ込める完璧な内容だった。ただ、その時間帯に2点目を奪えなかったことが響き、後半は守勢にまわる場面もあったが、CB篠原の熱い競り合い、GK今川の気迫の顔面ブロックなど、ひやりとする場面はありながらも失点は最後までゼロ。
向山監督は「80分通して前から積極的に行こうという話をした中で、それを選手が体現してくれた。ハードワークはもちろんだが、より前から行って相手を自陣から出させないことを実行できた」と選手たちをねぎらった。
今季のリーグ戦では複数失点するなど"らしく"ない試合もあったが、ここにきて1点を守りきって勝ち切るVONDSのすごみが蘇りつつある。
あすはベスト4入りをかけて同じ関東1部の東邦チタニウム(神奈川)と対戦する。監督は「リーグ戦の後期はやられてしまったので、そのリベンジの気持ちもある。でも僕らは全社で勝ち上がっていくしかないので、相手がどこだろうと勝利を目指して準備したい」と話した。
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