東京23は前半3点 後半ダメ押し 地元弘前に完勝
写真:先制ゴールを決める主将の本村。
2回戦東京23 4-0 ブランデュー弘前
次は南葛が相手 小松監督「壁を超えなくては」
1回戦を劇的な形で勝利した東京23。その勢いを2回戦に持ち込んだ印象もあるが、単純に実力差と言っても過言ではない程の完勝だった。初戦では乏しかった連係プレーを随所に披露し、出し手と受け手がうまく噛み合い、ショートパスを小刻みにつなぎながらゴールに迫った。
先制点は19分。相手のハンドで獲得したFKを安島が放り込み、その流れから仲野のヘッドの跳ね返りをキャプテンの本村が素早く蹴り込んで先制した。36分には複数人が連動しながら相手をかわし、はがし、スルーパスから青木が豪快に決める完璧な得点で2-0。39分にはエリア内でラストパスを受けた村上がダイレクトで決めて3点目も奪った。
後半は途中で髙橋、神田、石橋を入れて攻撃のギアを再び上げると、51分にカウンターで抜け出た青木が背後から押し倒されて、相手がこのファウルで一発退場。数的優位を得ると共に、このFKから本村が4点目を決めて完全に勝負は決まった。前回、前々回大会はいずれも2回戦で敗退したが、今回は会心の出来でベスト8入り。次戦は今季の関東リーグで2戦2敗、同じ東京の南葛が相手。小松監督は南葛戦に向けて以下のコメントを残した。
「倒さなきゃいけない相手だと思っていた。南葛さんは(関東1部2位で)Jリーグ百年構想クラブの条件も満たしていて、全国地域CLに出場するに値するだけのチームだと思う。でも自分たちはこの壁を乗り越えていかなくてはいけない。たしかブリオベッカ浦安さんも3年前にJFLに上がった時は、この全社3回戦で栃木シティさんに勝ってJFLに上がって行ったと思う。やはり、そういう壁は越えていかなきゃいけない。でも南葛さんとはやりたかったので楽しみにしている」
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