南葛は5得点 東京23に快勝 関東1部
写真:後半にチームの5点目を蹴り込む南葛のFW木下。
関東1部は13日、第16節1日目の1試合を行い、南葛SCが東京23FCを5-1で下して2位をキープした。序盤から速攻が冴えた南葛は15分に岡島温希がカウンターから先制点を決め、さらに木下慎之輔、福本優芽、再び岡島が決めて前半だけで4-0。後半は立ち上がりにCKから失点したが、65分に木下が追加点を奪って試合を決めた。
南葛は勝ち点を39に伸ばし、首位の東京ユナイテッドとの勝ち点差は1に縮まった。ただし、15日に今節を戦う東京ユナイテッドが勝てば、再び勝ち点差は4に広がる。南葛の残り試合数は2で、流経大ドラゴンズ、エリース豊島と戦う。一方、4試合ぶりの黒星を喫した東京23は同20で5位につけている。
前節不在の木下が2G1A
前節の首位攻防戦はコンディション不良で出場が見送られたFW木下。その鬱憤を晴らすような活躍だった。
序盤から南葛、東京23共に自陣でボールを奪うと最短ルートを探って、素早くゴールを目指す見応え十分な展開。縦のロングボールを1本蹴って走って完結のようなスタイルではなく、両者、縦のショートパスと走力とアイデアを組み合わせての攻撃だから見ている側もスリルがあって面白い。だが、これだけの点差が開いたのは要所のクオリティで南葛が上回ったからだろう。
この行ったり来たりの展開、スピードが武器のFW木下にはもってこいだったよう。15分に岡島が先制点を決めたあとの20分、カウンターから佐々木がドリブルで中央突破を図り、木下は敵の最終ラインと駆け引きをしつつ、ジャストのタイミングでスルーパスを引き出し、GKをかわして蹴り込んだ。
「チームとしてやっている“外す”を意識する中で、相手のマークをうまく外し、そのタイミングで出し手からもいいパスが来た。GKの動きを見ながら落ち着いて決めることが出来た」と満足気に振り返った。
さらに44分にはスピードで左サイドを突き破り、福本のゴールをアシスト。後半には再び佐々木からスルーパスを引き出し、この日2点目となるゴールを決めてチームの勝利を決定づけた。「前節の試合に出れなかったし、その悔しさを今回ぶつけた。正直もう1点取ってハットトリックしたかったが、2得点1アシストできたのは良かった」
残りは2試合。リーグ優勝するにはまず自らが2連勝し、首位の東京ユナイテッドが勝ち点を取りこぼすしか可能性はない。「厳しい状況ではあるが、勝ちを積み重ねるだけ。個人的にはより多くのゴールを取って、少しでも希望をつなぎたい」と殊勲の木下は汗をぬぐった。
関東サッカーリーグ1部
- 東京23FC 1-5 南葛SC
【得点者】
15分 岡島 温希(南葛)
20分 木下 慎之輔(南葛)
44分 福本 優芽(南葛)
45+2分 岡島 温希(南葛)
51分 藤田 和也(東京23)
65分 木下 慎之輔(南葛)
関東サッカーリーグ

