東京23 主将本村「1点へのこだわり足りなかった」
写真:東京23FCの主将DF本村。
準決勝、3位決定戦といずれも0-1の僅差で敗れ、全国地域CL出場を逃した東京23FC。主将のDF本村は「チーム力ではうちが一番だったと思う」と胸を張りつつも、「1点へのこだわり、そこの差」とトーナメント戦の厳しさを痛感していた。
── 5日目を迎えて体は限界だったか。
「きついとか言っている場合でもなかったし、きついのは全員一緒。監督が自分を出すということは信頼されている証拠なので、体がきつくても力を出すと決めていた。そこは問題なかった」
── チームとしては悔いなく戦い終えることはできたか。
「負けて悔いがないとは言えないが、自分たちがやるべきことは出せたと思う。ミーティングで話したこと、それに自分たちのやりたいプレーを削ってでもやろうと決めたこと、そこは出せた。勝負強さという部分でVONDSさんが上回っていた。そこだけだと思う」
── 改めて全国地域CL出場をつかんだチームと自分たちとの差は。
「チーム力という部分においてはアップから含めてうちが一番だったと思う。その中で差というのは本当にわずか。ベスト4まで残るチームはどこも強いし、いかに練習で積み上げてきたことを本番で出せるか。今回、自分たちは練習でやってきたことプラス、自分たちで話して決めたこと、自分たちの良さをつぶしてでもやると決めたこと、そこは出せた。ただ、準決勝、3位決定戦はいずれも0-1。やはり得点力というのはリーグ戦でも結果に響いていたところ。トーナメント戦は後ろの守備陣がゼロで抑えれば絶対に勝てるので、1点へのこだわり。そこの差だったかなと思う」
── 大会を終えて思うところは。
「一年間キャプテンをやらせてもらって、もっとこのチームで戦い続けたかった。一緒に上を目指してやってきた仲間なので。最後は悔しい結果になってしまったが、みんなには感謝しかないし、ありがとうと言いたい」
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