駒大GIOCOは完敗 「打つ手なし」
写真:攻撃の構築に苦しんだGIOCO。写真はドリブルを仕掛ける榎戸。
準決勝ONODERA 4-0 駒大GIOCO
勢い消され「個」で勝てず
初のベスト4入りを果たし、勝てば関東リーグ昇格のGIOCOだったが、そのあと一歩が遠かった。「相手の分析をしつつも自分たちのやることは変わらない」と正木監督はいい「蹴って、走って、押し込む」これまで通りのサッカーを貫こうとした。
だが、大きく蹴り出して前進しようとするたびに、待ち構える相手に跳ね返され、負けてはいけないセカンドの争奪でも後手に回る。加えて相手のONODERAは前に押し上げようとするGIOCOの最終ラインの背後のスペースをFW川西らが抜け目なく狙って、最短ルートでゴールを脅かす。守備陣は前に後ろに中途半端に揺さ振られ、GK大友も出る、出ないの判断も含めて心もとなかった。
4失点の仕方はいずれも似たような形で、大半が1対1の個で及ばなかった。15分の最初の失点はロングボールの対応でCB一色が相手と入れ替わられてしまい、25分の2失点目はルーズボールの追いかけっこで再び一色が競り負けてやられた。後半も冒頭に空中戦で主将のCB鈴木が競り負けて失点につながり、4失点目もスピードで最終ラインの背後を突かれてとどめを刺された。
「僕らがやりたいことをすべてやられてしまい、正直打つ手がなかった。結構やってきたつもりではいたが、まだまだ足りなかった」と監督は完敗を認めた。
昇格を逃した悔しさはあるだろう。それでも今大会で乗り越える壁の高さを知れたことが若い大学生の糧になるはず。監督は「また頑張ります」と、来季の巻き返しを誓って大会をあとにした。
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