アストラはゴールなく開幕2連敗
写真:三菱養和に敗れ開幕2連敗となったアストラ。
東京1部三菱養和 1-0 アストラ
昨季4位と好成績をおさめたアストラが開幕2連敗。昇格組のTOKYO2020、昨季17位の三菱養和にいずれも0-1の敗戦。「ベンチも含めてみんなが声を出し、元気にアストラっぽい雰囲気は出せている」と小松監督が言うように、序盤に失点しながらも以降は多くの時間で劣勢になることなく、自らが主導権を握ってゲームを進めていた。それに「チャンスは確実に自分たちの方があった」という監督の言葉にも誇張はない。ただ「いいチームだけど、強いチームではない」という言葉も今の現状をよく表している。
この日も得意のセットプレーから再三ゴールに迫り、得点を挙げられそうな雰囲気はあった。ただ、一方で流れの中からだと、関口の突破からのクロスなどチャンスは作ったが、さらにもう一つえぐったり、マイナスに折り返したりと、一工夫が足りず、結局はセットプレー頼みの印象も拭えなかった。
監督は今季の目標を「優勝」に設定しているだけあって、次の3戦目(対東京ベイ)が大事。「次勝てなかったら優勝はないかなと思う。もう一度チーム全体でアストラらしさを発揮できるように準備したい」と話した。
東京都社会人サッカーリーグ1部