GIOCOはプラス破る 東京ベイまたドロー 八王子は初勝利
写真:開幕4連勝を飾った駒大GIOCO。
東京1部は20日に各地で9試合を行い、つくばFC万博グラウンドでは3試合を開催。駒大GIOCOは開幕から唯一の4連勝を飾り、東京ベイはTOKYO2020の4連勝を阻んだものの3試合連続ドローで初勝利はお預け。八王子は初勝利を挙げた。
GIOCO、無傷の4連勝
駒大GIOCOは東京Uプラスに1-0で競り勝ち、リーグで唯一の開幕4連勝。開始11分、敵陣深くのロングスローを奥野が放り投げるとエリア内右でこぼれ、それを拾った砂田がニアハイに豪快に蹴り込んで先制した。以降も日頃から鍛えられた運動量をベースに、前への躍動感、追加点への意欲を見せ続け、得点こそ1点にとどまったが、力強く勝ちきった。さらに守備陣はこの日も開幕からの無失点をキープ。一方の東京Uプラスは後半早々に飯田がエリア内でビッグチャンスを左に外したのが響き、開幕戦勝利のあとは元気なく1分け2敗。
東京ベイはまたしても2-2ドロー
初勝利を目指す東京ベイはまたしてもドロー。これで開幕戦に敗れて以降は、3試合連続で2-1とリードしていながら追いつかれる形で2-2の引き分け。個の力で点は取れるが、同様に失点もしてしまう。15分、オフサイド判定に頼ったのか、守備陣の動きが一瞬鈍ったところをTOKYO2020に突かれてあっさりと失点。さらに前半のうちに前節得点を挙げた古澤、福島のゴールで逆転に成功したものの、この日も逃げ切れない。71分、CKの守備でTOKYO2020の小山田に自由を与えてしまい、同点ゴールを頭で叩き込まれると、残り15分は相手が退場者を出して数的優位を得たが、追加点を奪えなかった。
八王子は1点守り初勝利
八王子は開幕から2勝1分けで無敗だったCriacaoを破り初勝利。22分に相手の油断を突いた。GKからのつなぎをエリア内でFW青木がプレッシャーをかけてマイボールに変え、それを木本が左足で簡単に蹴り込んだ。残りの時間はベンチに交代選手が1人と厳しい台所事情が劣勢に拍車をかけたが、GK阿部の活躍などもあり1点を死守。開幕からの連敗を3で止め、うれしい初勝利を手にした。対するCriacaoはイージーな失点が響き4戦目で初黒星。
東京都社会人サッカーリーグ1部
