Criacaoが4勝目 東京海上は3連敗
写真:勝ち越しゴールを喜ぶCriacaoのMF谷。
東京1部東京海上 1-3 Criacao
勝負の終盤に明暗
どちらが勝ってもおかしくない互角の内容だったが、残り10分ほどで勝負は決まった。互いに1点ずつを奪い合い、終盤は双方に決定機が訪れたが決めることができない。時計の針が80分を過ぎると次第に両者前へ出て勝負に出る。
一方で大事な守備で緩みを見せたのは東京海上。2連敗中で勝てていない焦りの影響もあったか。前へ出る一歩に比べてボールを失ってから戻る一歩が鈍い。3バックの周囲にスペースも目につく。86分、Criacaoは敵陣左サイドでボールを奪うと、すかさず攻めに転じ、エリア内右サイドのスペースまで展開。フリーでボールを受けたMF谷がDFをひとつかわして、左足でネットを揺らした。
あとはお決まりのパターン。必死に攻める東京海上を逆手に取り、Criacaoは追加タイム2分にカウンターで右サイドのスペースを谷がドリブルで突き抜け、折り返しを竹野が余裕を持って押し込んで3点目。
Criacaoは通算成績を4勝1分け1敗とし、東京海上は3連敗で通算成績は2勝4敗。ゲームの最後に勝っているチーム、負けているチームの現状が浮き彫りになった格好だった。
東京都社会人サッカーリーグ1部

